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台新金控総経理、登山中に転落死


ニュース 社会 作成日:2011年8月12日_記事番号:T00031844

台新金控総経理、登山中に転落死

 台新金融控股の林克孝総経理(51歳)が10日、中央山脈の北部に位置する南湖大山系・束穂山(宜蘭県南澳郷)を登山中に崖から転落し、ヘリコプターなどで捜索した結果、12日午後1時ごろ遺体で発見された。中央社などが同日報じた。


亡くなった林克孝・台新金控総経理。原住民、特にタイヤル族文化探求への情熱を持っており、その遺構巡りを趣味としていた(中央社)

 林総経理は7日、友人5人とともに宜蘭県大同郷の四季登山口から入山し、原住民集落跡などを巡った後、10日に3人で南湖大山山頂に向かった。同行者によると、3人は一般の登山道ではなく、難易度の高い稜線の走破を計画。同日午前9時ごろ、標高2,700メートルの束穂山で断崖を越えようとした際、林総経理がつかんだ木の根が裂け、約100メートル下に転落したという。

 友人2人は大声で呼びかけたが反応がなかったため、全地球測位システム(GPS)で位置を確認した後、12時間かかって下山、通報した。