ニュース その他分野 作成日:2011年8月12日_記事番号:T00031845
行政院は11日、中央政府の2012年度総予算案編成に向けた第1回全体委員会議を開き、歳出を前年比7%増の1兆9,000億台湾元(約5兆円)、歳入を6%増の1兆7,000億元とする予算案の枠組みを固めた。18日の閣議で最終決定される。12日付工商時報が伝えた。
歳出規模は11年度の1兆9,900億元から圧縮された。税収に関しては、5%の経済成長が見込めると仮定して、12年度は3%の伸びが期待できると試算した。
12年度の起債は4,000億元以下に圧縮される見通しだが、償還分を差し引いても、政府債務は2,300億元の増加が見込まれる。この結果、累積債務は5兆1,000億元となり、初めて5兆元の大台を超え、2009~11年の平均住民総生産(GNP)の37.3%を占める見通しだ。
政府債務は公共債務法で上限がGNPの40%までと定められており、来年誕生する新政権は、追加的な起債による歳入確保が困難な状況となりそうだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722