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台北市の不動産取引件数、7月は2割減


ニュース 建設 作成日:2011年8月12日_記事番号:T00031853

台北市の不動産取引件数、7月は2割減

 台北市政府地政処が11日発表した7月の不動産取引状況を示す「建物売買移転件数(売買による建物所有権移転登記件数)」は3,618件で前月比21%減となった。6月に導入されたぜいたく税の影響で、7月としては2003年の新型肺炎SARS発生時以来の低水準となった。12日付工商時報が報じた。

 台湾房屋研究中心によると、7月の取引件数は04年から昨年まで毎年5,000件~6,000件以上を維持しており、同月としては過去8年で最低となった。売却を取りやめ賃貸に回すオーナーが増加し、仲介業者に販売を委託した物件は3割以上減少した。

 台北市の12行政区中、中心部5区は取引件数の減少幅が比較的小さかった。一方、最南端の文山区では取引件数がは前月比で47%減少した。