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スナック菓子の聯華食品、桃園に新工場


ニュース 食品 作成日:2011年8月12日_記事番号:T00031857

スナック菓子の聯華食品、桃園に新工場

 スナック菓子製造の聯華食品は10日、8億4,300万台湾元(約22億3,500万円)を投じて桃園県中レキ市(レキは土へんに歴)で土地を取得し、新工場を建設することを董事会で決議した。彰化などの既設3工場はいずれも受注が満杯で、生産能力の増強が必要と判断した。2013年の操業開始を見込む。12日付工商時報が伝えた。

 今回取得する土地の延べ面積は約6,450坪、建築面積は約5,700坪。どの事業群を移転するかは検討中としている。

 聯華食品が10日発表した7月売上高は前年同月比11.32%増の約5億400万元、1~7月累計売上高は前年同期比23.57%増の30億900万元だった。売上高に占める各製品の割合は▽生鮮食品、33%▽ナッツ類、24%▽スナック類、20%▽のり類、16%──などとなっている。

 主力製品のピスタチオや「元本山海苔」の販売が好調なほか、4月末に発売した「荷卡厨坊(Chef HöKA)」ブランドの即席スープパスタが人気を呼んでいる。聯華食品は「セブン−イレブン」に弁当やおにぎりを供給しており、コンビニエンスストアの需要期に当たる第3四半期の業績も期待できそうだ。