ニュース 電子 作成日:2011年8月12日_記事番号:T00031860
米インテルは11日、同社が提唱する薄型軽量ノートパソコン「ウルトラブック」開発支援のため、3億米ドルの基金創設を発表した。これに対し華碩電脳(ASUS)の沈振来執行長は「同製品の発展に貢献する」と好感を示し、同社は既に部品のコスト問題が解決、9月末に発売すると表明した。インテルによると、宏碁(エイサー)、聯想集団(レノボ)も下半期に同製品を発売する見通しだ。12日付工商時報が報じた。
ウルトラブック基金は今後3~4年、バッテリー、ストレージ、タッチパネルなど薄型軽量化にかかわるアジアの部品メーカーの技術向上を支援する。インテルは、これによりウルトラブック販売価格は1,000米ドル以下に抑えられると強調した。
ウルトラブックは金属筐体、リチウムポリマー電池、SSD(ソリッドステートドライブ)などを採用するため、コストが既存ノートPCより高くなる。その上、米アップルが薄型軽量ノートPC「MacBook Air(マックブック・エア)」向けに部品メーカーの生産能力の大部分を押さえており、ノートPCメーカー、受託メーカーは利益が出しにくいとの見方が出ている。
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