ニュース その他分野 作成日:2011年8月15日_記事番号:T00031876
経済部能源局は、エネルギー消費量が多い業種を対象に、エネルギー使用基準を設けることとし、第1段階として、セメント、製紙、鉄鋼、石油化学の各業種を対象に定めた。このうち、セメント業界に対しては、年末にも同基準を適用する計画だ。15日付自由時報が伝えた。
能源局はエネルギー消費量が多い設備の使用効率、製品当たりのエネルギー消費量に基づく基準づくりを進める。違反企業には能源管理法(エネルギー管理法)に基づき、最高で10万台湾元(約27万円)の罰金を科す。
設備面ではボイラー、加熱炉、モーターなどのエネルギー消費量に基準を設ける。セメント業界では、回転がまなどの二酸化炭素(CO2)排出量、排気温度、酸素含有量などが測定対象となる見通しだ。基準適用には一定の適応期間が設けられる。
今年6月の統計によると、セメント、製紙、鉄鋼、石油化学の4業種のエネルギー消費量は石油換算で264万キロリットル相当で、工業部門のエネルギー消費量の51.01%、台湾のエネルギー消費量全体の27.08%を占めた。能源局は166万キロリットル相当のエネルギー消費量削減余地があると試算している。これにより、エネルギー消費量を全体で通年5.24%削減できる見通しだ。
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