ニュース 医薬 作成日:2011年8月15日_記事番号:T00031888
台湾東洋薬品工業(TTYバイオファーム)がジェネリック医薬品(後発医薬品)として発売しているドセタキセル(商品名Tyxan Injection)について、先行医薬品メーカーの仏サノフィ・アベンティスが特許を侵害されたとして損害賠償を求めた裁判で、台北地方法院が原告の訴えを退ける判決を言い渡していたことが分かった。15日付工商時報が伝えた。
問題の後発医薬品は、サノフィの提訴が販路拡大の障害となっていたが、台湾東洋の曽天賜副董事長は「今回の勝訴は市場開拓に有益」と述べた。
Tyxan Injectionは主に乳がん、非小細胞肺がん、胃がん、頭頸部がんなどの治療に用いられる。
台湾の後発医薬品メーカーは、海外の先行医薬品メーカーに相次いで提訴されているが、今年7月には科化生技が、骨粗しょう症治療薬の改良成分をめぐる特許訴訟で独メルクに勝訴していた。
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