ニュース 電子 作成日:2011年8月15日_記事番号:T00031893
15日付電子時報によると、近く発表が見込まれるアップルのスマートフォン次世代機種「iPhone5」向け部品の出荷が8月下旬に始まる見通しだ。なお、アップルはiPhoneシリーズの下半期出荷目標を、「iPhone5」の2,550万〜2,600万台を含め、5,600万台へと従来の5,000万台から12%引き上げたという。
部品出荷が始まるとの観測の背景には、アップルにタッチパネルを供給する宸鴻集団(TPKホールディング)が先日、8月は新旧機種の切り替えで業績に下落圧力がかかると予告したことがある。また、低利益率の受注をのんだとされる勝華科技(ウィンテック)は、8〜9月売上高の急成長を予測している。
部品メーカーによると、アップルは第4四半期に新機種販売に注力すると同時に、既存の「iPhone4」の在庫整理を進める方針とみられる。「iPhone5」発売に向けた第3四半期の出荷台数見通しは従来予測の700万台から550万〜600万台に下方修正となったものの、第4四半期は従来の1,400万台から2,000万台に引き上げられた。
第3四半期は依然「iPhone5」以外のiPhoneシリーズ出荷が2,000万台を維持するが、第4四半期には800万台に急減する見込みだ。なおアップルは、iPhoneサプライヤーに今年通年で9,500万台分の供給を指示しているとされ、最終市場の販売も9,000万台突破が確実視されている。
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