ニュース 建設 作成日:2011年8月16日_記事番号:T00031916
不動産仲介大手、永慶房屋の高級物件部門のまとめによると、台北市では7月に6,000万台湾元(約1億6,000万円)以上の高級物件の取引件数が前月を14.3%上回ったほか、成約単価は1坪113万2,000元となり、3カ月連続で過去最高を更新した。不動産市場全体では、6月に導入されたぜいたく税の影響が表れているが、高級物件の売れ行きにはほとんど影響を与えなかった格好だ。自立晩報電子版が15日伝えた。
永慶房屋によると、2003年に分譲された高級物件がこれまでに200%以上値上がりするなど、中古物件の高騰が目立つという。
永慶房仲集団研展室の黄増福協理は「中国人観光客の自由旅行が6月に解禁されたことで、多くの資産家が高級住宅の将来性を有望視し投資を行っている。好立地の物件が資産家による物色の対象となっている」と分析した。
黄協理は、中国本土からの自由旅行解禁で香港の不動産市場が活況を帯びた事例を挙げ、市場では台湾が香港の発展モデルを踏襲すれば、高級物件市場の拡大が見込めるとの期待感があると指摘した。
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