ニュース 電子 作成日:2011年8月16日_記事番号:T00031926
スマートフォンやタブレット型パソコンの人気により、台湾では、液晶パネルメーカーの多くがタッチセンサー分野へ進出し、生産能力を拡大しており、現在、同製品は供給過剰の懸念に直面している。こうした中、業界関係者によると、アップルが第3四半期、サプライヤーに大幅な値引きを求めており、中でもタッチセンサー価格は最大の5割削減を要求しているという。これにより、アップルに同製品を供給する、宸鴻集団(TPKホールディング)、勝華科技(ウィンテック)、達虹科技(CANDO)、奇美電子(チーメイ・イノルックス)は下半期、粗利益率低下の圧力が増している。16日付電子時報が報じた。
アップルの下半期タッチセンサー調達量は、iPhoneで上半期比30%増、iPadは倍増とされ、サプライヤーとの間に価格交渉の余地が拡大している。反面、台湾の同製品生産能力は拡大し続けており、こうした状況からアップルはタッチセンサーを値引き要求の主要対象と見ているようだ。
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