ニュース 電子 作成日:2011年8月16日_記事番号:T00031927
発光ダイオード(LED)最大手の晶元光電(エピスター)は、需要低迷による稼働率低下を受け、従業員に休暇の取得を奨励している。同社は7月の売上高が前月比15.7%減となっており、無給休暇を実施しているとのうわさもあるが、「根も葉もないうわさ」と否定した。16日付経済日報が伝えた。
同社生産能力は過去2年にわたる拡充で、2008年から約8割拡大しているが、受注の不調で現在の稼働率は7~8割に落ちている。
同社広報担当の張世賢副総経理は、「第2四半期は忙しく、休暇を取得する余裕のなかった従業員に対し、休暇の買い取りも行っていた」と説明。現在の稼働率低下を機に、今後の新たなステップに備えて休暇取得を奨励していると述べた。このほか同社は、従業員訓練の強化、製造工程の改善も図っている。
第3四半期の市況について張副総経理は、「欧米景気の不調で、テレビやハンドヘルドデバイスなどの販売が予想を下回っている。在庫過多とならないよう管理を厳格に行っていく」と説明した。
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