ニュース 電子 作成日:2011年8月16日_記事番号:T00031928
台湾積体電路製造(TSMC)系列の発光ダイオード(LED)大手、ブリッジラックスはこのほど、米国で窒化ガリウムシリコン基板の新技術を発表した。2年以内に商品化を図る構えだ。16日付工商時報が伝えた。
従来型のLEDは、基板に高価なサファイアやシリコンカーバイドを使用しており、コストが割高なのが欠点だった。新技術はシリコン基板上に化合物半導体である窒化ガリウムの結晶を成長させるもので、従来の半導体生産ラインを利用でき、生産コストは現在の製法より75%削減できる。
新技術はTSMCがLED事業を行う新会社として8月1日に設立した「台積固態照明」が取得する見通しだ。
ブリッジラックスのビル・ワトキンス最高経営責任者(CEO)は、著名な半導体メーカーと共同で、既存の半導体ウエハー工場を利用して生産を行うことで、コスト削減を図る方針を明らかにした。
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