ニュース 電子 作成日:2011年8月16日_記事番号:T00031930
国家通信伝播委員会(NCC)の最新統計によると、5月末に6万3,700件だったワイヤレス・ブロードバンド・アクセス(WBA)ユーザーが、6月末には55万件と、1カ月で一気に50万件近く増えた。背景には、台北市の無料公衆無線LANサービス「Taipei Free(台北公衆区免費無線上網)」のテストサービスが6月(正式サービスは7月1日)に始まったことがある。16日付工商時報が報じた。
「Taipei Free」のバックボーンは、台北市が提携する全球一動(グローバル・モバイル)の高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)ネットワークのため、同サービス利用者もWBAユーザーに含まれる。
全球一動の蔡木源総経理は、「Taipei Free」の通信速度は下り最大512キロビット毎秒(Kbps)だが、無料で接続時間の制限もないため、サービス開始以来ユーザーが爆発的に増えており、年内に100万件を突破するとの見通しを示した。
なお台北市は、路線バスにもサービスエリアを拡大する計画で、既に100台に関連設備の設置を完了している。
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