ニュース 電子 作成日:2011年8月16日_記事番号:T00031933
高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)サービス事業者、全球一動(グローバル・モバイル)が同業の大同電信(TATUNGインフォコム)の買収に向けた交渉を進めているもようだ。16日付工商時報が伝えた。
市場では、全球一動の何薇玲董事長と大同電信の林郭文艶董事長が既に複数回の交渉を行っており、現在価格面など細部の交渉が進んでいるとの情報が流れている。
これに関連し、全球一動の何董事長は15日、「WiMAX事業者の合併再編は時間の問題で、進展を楽観している。合併は一方的に進められるものではないので、大同側の意向を考慮する必要がある」と述べた。
一方、大同電信の曽毅誠総経理は「この件(全球一動との合併)については聞いていない。法律上の問題が解決するまで、各社はローミング提携するなどして、それぞれの事業を展開することになる」と話している。
WiMAX業界では、中部エリアの威達雲端電訊(ビー・タイム)が北部エリアの同業、威邁思電信(VMAX)の株式52%を取得することで基本合意しているとされる。しかし、国家通訊伝播委員会(NCC)の規定により、両社は買収後も独立した経営を維持する見通しだ。このため、全球一動が大同電信を買収するとしても、別会社としての経営が維持されるとの見方が有力だ。
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