ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年8月17日_記事番号:T00031951
タイを中心に事業を展開する鋼材メーカー、聚亨企業集団(タイクーンズ)は、タイに電気炉工場を建設する。東南アジアで電気炉工場を建設するのは台湾メーカーで同社が初となる。投資額は17億~20億台湾元(約45億〜53億円)、年産50万トン規模とみられ、既にタイ政府の第1段階の承認を得ている。17日付経済日報が伝えた。
同社によると、今後、運営計画や環境影響評価(環境アセスメント)の審査を経て本格的な計画に入る。手続きなどが順調に進めば、来年にも着工する見通しだ。
アナリストによると、タイの年間1,100万~1,300万トンの鉄鋼需要に対し、電気炉メーカーが供給できるビレットは400万トン以下で、供給が不足している。このため、同社が電気炉工場を設置すれば、自社向けだけでなく他社への販売も可能だ。
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