ニュース 家電 作成日:2011年8月17日_記事番号:T00031955
宏碁(エイサー)は16日、携帯型を含む500ルーメン(lm)以下の小型プロジェクター4機種を発表した。ノートパソコン市場低迷を受けてエイサーは今年、その他製品の展開も重視する姿勢を見せており、プロジェクターでは台湾コンシューマー向け市場でシェア3位を目指す。17日付工商時報が伝えた。
エイサーのプロジェクター新製品「K11」。重さ610グラムの手のひらサイズで200ルーメンの明るさ。価格は1万8,900元(エイサー提供)
台湾のプロジェクター市場は年間10万台規模で、シェア1位はエプソン、2位はオプトマが占めている。第1四半期のプロジェクター世界シェア(パシフィック・メディア・アソシエーツ=PMA調べ)で、初の3位(シェア7.2%)となったエイサーは、台湾でも3位獲得を目指し、10月に行われる電子製品の政府調達入札でプロジェクターの落札に向け準備を進めている。
なお、第2四半期の世界プロジェクタシェアはまだ発表されていないが、PMAの金恵珍アナリストによると、第1四半期と変わらず、エプソンと明基電通(BenQ)がそれぞれ1位、2位を維持するとみられる。その上で、マイクロプロジェクターを発売したソニーが3位に入る可能性もあると指摘、エイサーを脅かす存在となりそうだ。
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