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グーグルのモトローラ買収、エイサー・ASUSにも脅威


ニュース 電子 作成日:2011年8月17日_記事番号:T00031956

グーグルのモトローラ買収、エイサー・ASUSにも脅威

 米インターネット検索最大手、グーグルが発表した米携帯電話大手、モトローラ・モビリティ買収は、携帯電話ブランドだけでなく、宏碁(エイサー)や華碩電脳(ASUS)などパソコンブランドにも脅威となると業界でみられている。グーグルのOS(基本ソフト)「アンドロイド」がスマートフォンだけでなくタブレット型PCにも導入されているためで、今後モトローラがアンドロイド最新バージョンを優先的に入手し、製品開発、発売時期などでその他ブランドをリードする可能性がある。17日付工商時報が報じた。

 業界関係者によると、グーグルはこれまでもタブレットPCにおける「アンドロイド」提携先として、モトローラを優先してきた。またPCブランドはモバイル機器においては、ソフトウエア人材、インターフェース開発力でスマートフォンブランドに後れを取っており、今回のグーグルによるモトローラ買収で、今後の展開においてさらに暗雲が濃くなったといえる。

 なお証券会社は、エイサーとASUSを比べると、キーボードが着脱可能な「Eee Pad Transformer(トランスフォーマー)」でタブレットPC市場で特色を打ち出したASUSが、明らかに優位にあると分析した。