ニュース 電子 作成日:2011年8月17日_記事番号:T00031962
華碩電脳(ASUS)は16日、8〜9月売上高について、受託生産事業スピンオフ(分離・独立)以降の過去最高を記録した7月をさらに更新すると楽観しており、第3四半期業績も業界平均を上回るとの予測を示した。証券会社は、ASUSの同期連結売上高は900億台湾元(約2,400億円)を超え、前期比2〜3割増になるとみている。17日付工商時報が伝えた。
ASUSは、9月にインテルが提唱する薄型軽量ノートパソコン「ウルトラブック」、10月にはキーボードが着脱可能な人気のタブレットPC「Eee Pad Transformer(トランスフォーマー)」の2代目機種発売が見込まれ、下半期業績への期待も高まっている。なお高コストが懸念されるウルトラブックについて、張偉明同社財務長は、研究開発(R&D)によりコスト抑制に成功し、一般ノートPC並みの粗利益率が望めると語った。
欧米市場の見通しが不透明なことについては、新興市場開拓に注力しているため、大きな影響はないと説明。同社は第2四半期、新興市場向けノートPC出荷が全体の63%を占めた。今後は年末までにブラジル市場、来年にはインド市場攻略に乗り出す構えだ。
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