ニュース 政治 作成日:2011年8月18日_記事番号:T00031967
陳水扁前総統による国務機密費の不正流用事件に絡み、長男で高雄市議の陳致中氏ら家族4人が検察の事情聴取に対し偽証を行ったとされる事件で最高法院は17日、4人の上告を棄却し有罪が確定した。判決を受け陳致中氏は同日、高雄市議を解職された。18日付聯合報が伝えた。
陳致中氏は18日記者会見を開き、最高法院の判決に対し「政治による司法介入の陰謀」と批判した(18日=中央社)
陳致中氏にはこれまでに台北地裁で懲役6月が言い渡されていた。最高法院は同3月に減刑したが執行猶予は付けなかった。台湾の刑法では偽証罪は罰金支払いによる懲役免除は認められていないが、社会奉仕で代替することが可能だ。しかし検察が認めなければ刑務所で服役しなければならない。
昨年12月末に高雄市議に就任した陳致中氏の在職期間は218日。8月25日までに刑に服せば、11月25日に立候補が締め切られる次期立法委員選挙への出馬も可能という。
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