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台湾カゴメ設立40年、野菜供給に進出


ニュース 食品 作成日:2007年10月17日_記事番号:T00003197

台湾カゴメ設立40年、野菜供給に進出

 
 台湾カゴメは今年で設立40周年を迎え、荒木法男董事長は16日開いた記者会見で、来年から経営モデルを変更し、野菜供給に進出していく意向を示した。また、果汁・野菜飲料の商品を多様化し、業界トップを目指す方針も明らかにした。17日付経済日報が伝えた。

 荒木董事長は、「台湾カゴメは消費者のイメージとしてトマトと結び付いている」と述べ、トマトや野菜の供給業者として、業務を拡大していく考えを示した。また、「コスト管理や生産工程の改善に努めており、小売価格の値上げは考えていない」と付け加えた。同社の昨年の売上高は7億~8億台湾元(約25億~28億5,000万円)だった。

 台湾カゴメは、カゴメと実業家の林展川氏一族の合弁経営だったが、最近、両者の関係が悪化し、林氏一族は経営から完全撤退している。現在は商品をすべて台湾域内向けに出荷している。