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国瑞汽車がハイブリッド車生産へ、台湾初


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年8月18日_記事番号:T00031982

国瑞汽車がハイブリッド車生産へ、台湾初

 トヨタ車を台湾で生産する国瑞汽車が来年初めにも、カムリハイブリッドの生産と販売を始める。台湾でハイブリッド車が生産されるのは初めて。認知度の高まりや貨物税の半減措置により、ハイブリッド車の競争力が大幅に高まるとトヨタが判断、国瑞汽車による生産を決めたという。18日付工商時報が伝えた。

 業界関係者によると、カムリハイブリッドは排気量3,500cc。貨物税(物品税)が30%から15%に半減されるため、同じ排気量の台湾製セダンに近い価格で販売される可能性もあるという。

 国瑞汽車は、ガソリン車でも第4四半期にフルモデルチェンジしたカムリを販売する計画だ。排気量2,000ccと2,500ccの2タイプとなる。2,000〜3,500ccクラスの台湾製中大型セダン市場で、カムリはシェア約5割を占めている。

 台湾で組み立てて中東へ輸出しているカローラアルティスに続き、カムリハイブリッドも台湾以外の市場に供給される可能性がある。アルティスの輸出量は今年5万台、2013年には8万台と予測されている。