ニュース 電子 作成日:2011年8月18日_記事番号:T00031990
台湾積体電路製造(TSMC)傘下のIC設計会社、創意電子(グローバル・ユニチップ、GUC)が独自開発した低電圧差動信号処理(LVDS)技術がこのほど、日本の大手家電メーカーの認証を取得した。年内にもシステム・オン・チップ(SoC)として正式に出荷を開始する。これにより、同社は携帯デバイス向けに加え、液晶テレビ向けの製品受注を確保することになる。18日付経済日報が伝えた。
来年以降は中国の家電市場にも進出を目指したい考えで、現在中国の大手家電メーカーと接触を開始している。
LVDS技術は、低電圧で高速にデータを伝送できる標準出入力規格で、高解像度のディスプレイ、大型液晶テレビなど高速なデータ伝送が必要な機器に応用される。
LVDS技術によるSoCは、韓国企業と共同開発した次世代の移動通信規格、LTE(ロング・ターム・エボリューション)用チップと並び、創意電子の主な収益源として成長が期待される。
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