ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

LED産業の低迷、「来年Q1まで続く」【図】


ニュース 電子 作成日:2011年8月18日_記事番号:T00031991

LED産業の低迷、「来年Q1まで続く」【図】

 市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下の発光ダイオード(LED)関連部門、LEDinsideはこのほど、需要期に当たる下半期も液晶パネル向けLEDバックライトの需要低迷で振るわず、さらに業界景気の不振は来年第1四半期まで続く可能性があるとの見通しを示した。こうした中、業界各社はLED照明向け業務に注力しており、下半期には照明業務の売上構成比が25~30%まで拡大するとみられる。特に日本では東日本大震災後、LED照明の需要が高まっており、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)などは日本の顧客からの受注が増加しているもようだ。18日付工商時報などが伝えた。

 7月の台湾LED関連各社の総売上高は前月比6.35%減、前年同月比18.8%減の86億4,800万台湾元(約230億円)だった。

 LEDチップ各社の7月総売上高は、前期比8.9%減、前年同月比20.5%減の総額39億5,000万元だった。晶元光電(エピスター)や璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)は、9月の受注状況も不透明で第4四半期も楽観できないとしている。 

 LEDパッケージング(封止)各社の7月総売上高は、前月比4.1%減、前年同月比17.4%減の46億9,500万元となった。