ニュース 商業・サービス 作成日:2011年8月19日_記事番号:T00032001
百貨店大手、遠東百貨(ファーイースタン・デパートメントストアズ)が、中国で展開する「太平洋百貨」の北京2店舗(盈科店と五棵松店)を年内に閉店する。ただ、北京での展開は継続する考えで、今後「大遠百」ブランドで新たな店舗を開設する計画だ。19日付蘋果日報などが報じた。
盈科店は、遠東集団(ファーイースタン・グループ)による太平洋崇光百貨(太平洋そごう)買収前の1993年オープンで、売り場企画が理想的でないこと、周辺商圏の変化、ビル事業主による賃貸料の大幅な引き上げ要求などが理由で閉店を決めた。 一方、09年オープンの五棵松店は、ビル事業主が入居業者誘致を延期したため、董事会で契約を延長しないことを決議した。
北京の2店舗はともに赤字となっていたため、閉店により中国事業の業績にはプラスに働く見込みだ。
なお、遠東集団は中国で現在「遠東百貨」および「太平洋百貨」ブランドを展開しているが、今後は「大遠百」ブランドに統一する方針で、北京新店舗については使館区の四季酒店(フォーシーズンズ・ホテル)ショッピングスペースや新東城区の国家体育館そばでの出店を検討している。
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