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コンビニでの医薬品販売解禁、衛生署が検討


ニュース 医薬 作成日:2011年8月19日_記事番号:T00032006

コンビニでの医薬品販売解禁、衛生署が検討

 行政院衛生署は18日、風邪薬や胃腸薬など比較的安全性が高く、需要も大きい一般用医薬品(大衆薬)について、コンビニエンスストアでの販売を許可することを検討していると表明した。19日付蘋果日報が伝えた。

 衛生署が販売許可を検討している一般用医薬品は▽風邪薬▽胃腸薬▽下痢止め▽「パナドール」(普拿疼)などの鎮痛剤▽酔い止め薬──など処方せんがなくても購入できるもの。

 現在台湾のコンビニでは頭痛、肩こり、虫刺されなどに効果があるとされるオイル「緑油精」など、安全性の高い医薬部外品のみ販売が許可されている。

 大手コンビニや市民の大部分からは賛成の声が上がっているが、台北市の薬師(薬剤師)公会全国聯合会は「政府は利便性のみを理由に許可すべきではない。薬剤師が管理しない医薬品販売は市民の安全を脅かすことになりかねない」と反対の姿勢を示した。