ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年8月19日_記事番号:T00032009
ステンレス大手、唐栄鉄工廠の黄鴻都総経理は18日、原料ニッケルの国際価格が大幅下落して8月以前の水準に戻り、今後の下落余地は限定的とみられるため、ステンレス価格は9月で下げ止まる可能性もあるとの見方を示した。19日付経済日報が伝えた。
黄総経理によると、ニッケル価格は8月初めに1トン当たり2,000~3,000米ドル上昇したものの、米国債格付け引き下げ問題により一転3,000~4,000米ドル下落した。しかし下げ過ぎの嫌いがあり、やがて反発するとみている。この場合、ニッケル相場との関連性が強いステンレスも価格上昇が期待できるとしている。
黄総経理は今後2週間の市況を注視する考えだ。国際ニッケル研究会(INSG)によると、今年上半期、世界のニッケル市場は2,500トン以上の供給不足だったため、価格が下がりにくかったという。
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