ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年8月19日_記事番号:T00032010
自動車用照明受託最大手、大億交通工業製造は18日、トヨタ自動車と日産自動車から、同社売上高の1割に達する大型受注を獲得したと発表した。下半期から2年以上にわたり出荷が続く見通しで、受注額は同社7月売上高から推計して、年間約4億3,200万台湾元(約11億4,000万円)に上るとみられる。同社は国瑞汽車からの受注回復に支えられ、既に3シフト24時間のフル稼働となっており、生産ラインで増員や製造設備の増設を行って対応する。19日付工商時報が伝えた。
同社によると今回獲得したのは輸出向けトヨタ「カローラアルティス」と日産「リヴィナ」用の照明で、トヨタのブラジル工場、日産インドネシア工場に供給する。なお、今回の新規受注で、第3四半期の粗利益率は第1四半期と同水準の18%以上に上昇すると証券会社はみている。
同社は東日本大震災発生後、主要顧客の日系メーカーの減産で業績が一時落ちたものの、7月から受注が震災前の水準に戻り、売上高も単月3億5,000万元以上に回復している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722