ニュース 医薬 作成日:2011年8月22日_記事番号:T00032035
行政院衛生署はこのほど、血糖降下薬に含まれる「ロシグリタゾン」と呼ばれる成分が糖尿病患者の心血管疾患のリスクを増大させる恐れがあるとして、処方に際し、患者のリスク評価実施と同意書への署名を求める措置を取った。21日付蘋果日報が伝えた。
衛生署はまた、この成分を含む医薬品を処方、調剤した医師、薬剤師に記録の登録を求めた。
衛生署はこれまでに、同成分を含む血糖降下薬として、グラクソスミスクラインの「アバンディア」、「アバンダメット」、「アバンダリル」をはじめ11種を認可している。
衛生署の措置によると、医師は処方前に他の治療法で血糖をコントロールできないことを確認し、患者の心血管疾病リスクを評価した上で、リスクの存在を患者に告知し、同意書への署名を求めなければならない。事実上、やむを得ない状況以外の処方を禁じるもので、対象となる血糖降下薬の売り上げは打撃を受ける見通しだ。
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