ニュース その他製造 作成日:2011年8月22日_記事番号:T00032038
20日付工商時報が中国経済紙「21世紀経済報道」の報道を基に伝えたところによると、鴻海科技集団(フォックスコン)が、中国大手太陽電池メーカーの海潤光伏科技、および同国の太陽電池用多結晶シリコン(ポリシリコン)最大手、保利協鑫能源控股(GCL)と提携し、太陽エネルギー事業に参入するもようだ。計画によると江蘇省塩城市で太陽電池組み立て工場、山西省大同市にポリシリコン工場を設置、早ければ来年2月末にも操業を開始する。
業界関係者によると、保利協鑫はポリシリコンで世界3位、生産コストが同業で最低で、これに鴻海が注目したという。海潤光伏の楊懐進執行長は「中国太陽エネルギー産業の父」と呼ばれる人物。3社の提携では鴻海が資金、保利協鑫がポリシリコン技術、海潤光伏が電池および組み立て技術をそれぞれ提供する可能性が高いと業界関係者は指摘する。
3社経営トップは、共同事業に向け今年初めから交渉を進めていたとされる、江蘇省塩城市阜県の王錦勝・共産党委員会書記は、プロジェクトの予定地は約2,000ヘクタールで、来年2月の操業に向け鴻海が現地で5万人を雇用すると明らかにしている。山西省はプロジェクトのために専門チームを設置、同チームは李鵬・中国元首相の長男、李小鵬副省長が指揮する。
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