ニュース 石油・化学 作成日:2011年8月22日_記事番号:T00032039
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の王瑞華副総裁は19日、同社の経営判断を担ってきた「7人グループ」に新たに2人を迎え、9人体制とする考えを明らかにした。意思決定プロセスに多様な声を反映させることが狙いだ。20日付工商時報が伝えた。
台塑集団ではこれまで、創業者の王永慶氏の子供や生え抜き経営幹部7人(王文淵、王瑞華、王瑞瑜、王文潮、李志村、呉欽仁、楊兆麟の各氏)がグループの経営判断を行ってきた。しかし、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の王文潮董事長が連続火災事故の責任を取り辞意を表明するなど、経営陣に変動が見込まれており、これを機会に体制を見直す方針を固めたもようだ。
なお、台塑石化の後任董事長には、台塑集団系列のベトナム・ハティン製鉄所の林信義董事長、国光石化科技(KPTC)の陳宝郎前董事長の名前が挙がっている。
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