ニュース 家電 作成日:2011年8月22日_記事番号:T00032043
液晶テレビ・液晶モニターの受託生産大手、瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)の邱裕平広報担当は、北米市場の見通しが昨年ほど良くないことから、下半期に予定していた生産能力の拡充計画を見合わせることを決めたと発言した。既に第2四半期、中国・蘇州のLGディスプレイ(LGD)との合弁会社、蘇州楽軒科技でも、液晶モニターの月産能力を80万台から100万台に拡充する計画を、市場の不調を理由に見合わせている。20日付蘋果日報が報じた。
同社は今年の液晶テレビ・モニターの出荷見通しについて、当初前年比20%増の計700万〜800万台と予測していた。このうち液晶テレビは通年目標が500万台で、上半期の実績が約200万台だったため、達成には下半期300万台の出荷が必要となる。
なお、同社の7月売上高は、欧米市場の景気悪化を受け、前月比12.5%減の30億600万台湾元(約80億円)にとどまった。同社は、9月以降景気は徐々に回復するとみているものの、今年は状況が特別だとして楽観はしていない。ただ、現時点で目標を下方修正する考えはない。
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