ニュース 電子 作成日:2011年8月22日_記事番号:T00032048
情報家電の受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)の林憲銘董事長は19日、今年の携帯電話端末と液晶テレビの出荷台数目標を下方修正した。ノートパソコンについては、当初の目標(3,000万台)を据え置いた。20日付工商時報が伝えた。
林董事長は「今年は苦しい1年間で、第3、第4四半期の出荷台数は1けた台の伸びにとどまる」と述べた上で、携帯電話端末など携帯デバイスの出荷目標を当初の1,000万~1,200万台から900万台に、液晶テレビの出荷目標を当初の1,000万台から850万台にそれぞれ引き下げた。
ただ、液晶テレビに関しては、来年も一定の伸びが、ノートPCについては量的成長がそれぞれ見込めるとした。
同社はインテルが提唱する薄型軽量ノートPC「ウルトラブック」や新型基本ソフト(OS)の「ウィンドウズ8(Windows8)」が需要喚起につながるとみている。林董事長は「既にウルトラブックのプロジェクトを3~4件確保しており、今年は目立った貢献は見込めないが、来年下半期には出荷台数の10~20%を占める見通しだ」と述べた。
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