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作成日：2007年10月17日_記事番号：T00003205
友達、コントラストに優れた新型パネル発表
友達光電（ＡＵＯ）は16日、コントラスト比に優れ、省エネ効率も高い超薄型テレビ用液晶パネルの開発に成功したと発表した。横浜市で22日から開かれるフラットディスプレイの展示会に出品する予定だ。17日付経済日報が伝えた。
新製品は厚さがわずか２センチで、液晶テレビ各社の薄型化に規格面で配慮したほか、コントラスト比が5,000対１まで向上したのが特徴。重さは２キロ。消費電力も従来型パネルに比べ半分に抑えた。来年第１四半期から量産を開始し、32、37、42インチの製品を生産する計画だ。
一方、ライバル社の 奇美電子（ＣＭＯ）も、冠捷科技（ＴＰＶテクノロジー）との提携を機に独自ブランドの液晶テレビ生産に力を入れ始め、傘下の新視代科技は16日、台湾メーカーとして初めて52インチ液晶テレビを発売した。日本メーカーの半額という価格設定で、30％のシェア獲得を目指す。
