ニュース 電子 作成日:2011年8月22日_記事番号:T00032050
22日付経済日報によると、欧米経済の先行き不安から、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)業界最大手、日月光半導体(ASE)と、2位の矽品精密工業(SPIL)は、そろって今年の設備投資額を下方修正したもようだ。
ASEは、今年の設備投資額を当初250億台湾元(約660億円)で計画していたが、このほど200億元以下に削減したとみられる。同社は、銅線ボンディング装置400台の増設は行うが、テスティング装置の拡充には慎重な態度を見せている。
一方SPILは7月、積極的に老朽化した設備の更新を進めると強調、台湾工場では下半期にボンディング装置500台を新たに設置、蘇州工場では来年上半期にかけて510台のボンディング装置を増設、今年の設備投資100億元に変更はないとしていた。しかし、この1カ月の急激な景気変動を受けて現在、第4四半期の投資凍結を検討しているとされる。
また証券会社は、今後の半導体産業成長に対する不安材料として▽欧米経済の低迷▽デルの相次ぐ業績予測下方修正▽ヒューレット・パッカード(HP)のパソコン事業分離検討──などを挙げた。
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