ニュース 金融 作成日:2011年8月23日_記事番号:T00032062
南山人寿保険の杜英宗・新副董事長は22日、「台湾の生命保険業界で3年以内に国泰人寿保険(キャセイライフ)、富邦人寿保険と並んでトップ3入りを果たし、5年で業界トップに立つ」と意気込みを示した。南山人寿は潤泰集団(RUENTEX)と製靴大手、宝成国際集団(PCC)による合弁投資会社、潤成投資控股の買収により大幅な役員改選が行われ、この日、新経営陣が今後の経営方針を示す記者会見を開催した。23日付経済日報が伝えた。
杜副董事長は、▽マインドシェア第1位▽最も優れた資産管理▽求職者に一番に選ばれる生命保険会社──という3点の目標を掲げた。なお、マインドシェア向上に向け、今後は土曜日も業務を行う方針だ。
また買収により、米AIGグループ傘下から台湾資本となったことで海外展開が可能になり、まずは中国での拠点設置を計画している。
南山人寿は上半期に35億台湾元(約92億円)の損失を計上したが、7、8月には黒字転換を果たした。潤成投資は経営体質強化に向け、南山人寿に対し年内に100億元の追加出資を行う予定で、将来的には株式上場も目指す。
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