ニュース 金融 作成日:2011年8月23日_記事番号:T00032063
第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)は22日、マカオ支店の人民元建て業務の取り扱いが行政院金融監督管理委員会(金管会)に認可されたと発表した。先月金管会が金融機関のオフショア銀行部門(OBU)とすべての海外支店における人民元業務を解禁したことを受けて申請していたもので、台湾系銀行のマカオ支店で初めての認可取得だ。23日付経済日報などが報じた。
林漢奇・第一銀行副総経理は、今後、マカオ金融管理局の認可を得て、中国銀行(バンク・オブ・チャイナ)マカオ支店と決済協定を締結次第、人民元の預金、振込、両替、貿易融資などの業務を開始すると語った。また、09年の解禁を受けて人民元業務を開始した香港支店は、わずか1年で預金残高4億人民元(約48億円)を集めたため、マカオ支店での同業務の発展も楽観している。
マカオ支店は2010年7月に設立され、マカオのほか、珠江デルタ西部の台湾企業を顧客ターゲットとする。第一銀行は香港支店、マカオ支店、上海支店に続き、今後、成都支店を設立する構えだ。
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