ニュース 商業・サービス 作成日:2011年8月23日_記事番号:T00032064
内政部入出国及移民署の統計によると、中国人の台湾自由旅行が解禁となった6月28日以降、今月20日までの約2カ月間に台湾を訪れた中国人個人旅行客は延べ3,350人だった。1日当たり約62人と、上限500人のわずか12%にとどまっており、経済効果を期待した観光業界の思惑は大きく裏切られた格好だ。23日付工商時報が伝えた。
入出国及移民署によると、この間5,338人の中国人から台湾自由旅行の申請があり、そのうち5,064人に許可を出したが、実際に訪れた人数はこれを大きく下回った。しかし、8月からは1日当たり200人の申請を許可しており、市場は徐々に活発化しつつあるとの見方を示した。
一方、台湾海峡両岸観光旅遊協会(台旅会)の資料によると、中国側では同期間中に延べ2万1,000人(1日当たり約430人)の台湾自由旅行に対する許可を発給、さらに8月は1日500人以上に増えており、観光局は自由旅行解禁に対する反響は大きいと強調。また北京市や上海市で台湾自由旅行に関する広報活動を強化しているほか、個人旅行客に対する申請手続きの簡素化を関係機関と協議する方針を示した。
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