ニュース 電子 作成日:2011年8月23日_記事番号:T00032074
米ヒューレット・パッカード(HP)がパソコン事業の分離または売却を計画していることについて、華碩電脳(ASUS)の沈振来執行長(CEO)は「最終的にどこが買収するとしても、PC産業の激しい競争は変わらない」と発言した。23日付工商時報が伝えた。
沈執行長は「HPはPC業界の最大手だ、どこが買収しても企業文化の衝突に直面することになる。(有力候補の)サムスン電子もPC業界では新参であり、(相対的に)小さい企業が大企業を合併する際には試練を味わうことになる」とし、組織が安定するまでの過渡期には、他のPCメーカーにとってチャンスになると指摘した。
沈執行長は、ASUSの施崇棠董事長とも意見を擦り合わせた上で、26日に予定される業績説明会で踏み込んだ見解を示す考えだ。
ASUSとしては今後、インテルが提唱する薄型軽量ノートPC「ウルトラブック」やタブレット型PC「Eee Pad Transformer(トランスフォーマー)」の2代目機種を9月末から10月初めにかけて発売し、下半期の商戦を有利に展開したい構えだ。
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