ニュース その他製造 作成日:2011年8月24日_記事番号:T00032088
経済部統計処が23日発表した7月の工業生産指数は134.12ポイントで前年同月比3.93%上昇し、単月で過去4番目に高い数値となった。また、製造業生産指数(137.01ポイント)も前年同月比3.73%上昇で、同じく過去4番目に高かった。24日付工商時報などが伝えた。
製造業では、情報電子工業が前年同月比7.61%上昇と最も好調で、このうちパソコン・電子製品・光学製品業が25.75%の顕著な伸びを示した。一方、化学工業は前年同月比5.67%の下落となった。
また、機械設備業は生産指数が前年比5.12%上昇した。新興市場からの受注に加え、中台間の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)発効の恩恵を受けた。しかし電子産業の設備投資削減に伴い業界向けの工作機械の出荷がやや減少したため、上昇幅は6月の13.63%上昇から縮小した。
なお、第3四半期通期の工業生産指数の見通しについて経済部は、大手ファウンドリーの売上見通し下方修正、液晶パネルメーカーの設備投資削減などにより、前年同期比1〜2%程度の成長にとどまるとの見方を示した。
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