ニュース 建設 作成日:2011年8月24日_記事番号:T00032096
台北市市民大道五段にある台湾鉄路(台鉄)機廠(整備工場)の再開発がBOT(建設・運営・譲渡)方式で進められる可能性が高まり、建設業界が早くも高い関心を示している。24日付工商時報が伝えた。
台鉄整備工場(24日=YSN)
台鉄機廠は、信義開発区に近く面積が5万1,400坪に達する用地で、台北市東部の「東区」と呼ばれる繁華街では最後の未開発用地とされている。このため、再開発計画が具体化すれば、激しい争奪戦に発展するのは必至だ。
これまでに、台鉄機廠の再開発に関心を示しているのは、▽遠雄建設事業(ファーグローリー・ランド・デベロップメント)▽華固建設▽宏璟建設──などの建設大手。
台鉄は、台鉄機廠の都市計画変更手続きに関する台北市政府の審査手続きが年内にも完成すれば、来年から再開発に着手したい構えだ。
台鉄は同地で観光ホテル、商業施設、百貨店、オフィスビル、住宅の開発を計画しており、住宅に関しては事業権を50年程度に設定し、BOT方式で民間業者の参入を募ることを検討している。
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