ニュース 建設 作成日:2011年8月24日_記事番号:T00032097
台北市政府は23日、社会福祉施設の集積地として、BOT(建設・運営・譲渡)方式で整備が計画されていた「広慈博愛園区」について、事業権を獲得した柏徳開発が建築許可を所定期間内に取得しなかったとして、同社との契約を解消したと発表した。24日付工商時報が伝えた。
柏徳開発は、▽樺福集団40%▽茂徳建設30%▽凱撒大飯店(シーザーパーク・ホテル)22%▽有富国際集団8%──が出資する事業会社。広慈博愛園区は用地面積6.5ヘクタールで、うち2.9ヘクタールを社会福祉施設に充てる複合開発プロジェクト。柏徳開発は2009年に事業権を獲得していた。
台北市は契約解消後も、社会福祉施設を建設するとした当初構想を変更せず、善後策を検討する方針だ。柏徳開発は不満を表明しているが、台北市は「すべて契約と法律に基づき処理する」と強調した。
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