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長期介護のABH、上海で年内に事業開始へ


ニュース 医薬 作成日:2011年8月24日_記事番号:T00032098

長期介護のABH、上海で年内に事業開始へ

 人工透析事業の佳医健康事業(エクセルシオール・メディカル)が出資する長期介護サービス会社、ABH(Asia Best Healthcare)は、中国市場での展開を急ぐ。上海市にある長期介護センター2カ所(病床数計2,150床)の確保に向け、協議を進めており、10月前後に協力協定を締結、年末には事業を始めたい考えだ。24日付経済日報が伝えた。

 このほか、福建省アモイ市では延べ面積4,000平方メートルの「長期介護村」を建設する計画もある。地元政府の同意は既に得ているという。

 ABHの資本金は6,800万米ドル。中国市場での発展と大規模な買収に備えて年内に2億米ドルの増資をする予定だ。ABHには葬祭業大手の龍厳人本集団が約20.4%を出資しており、同様に中国市場での商機を狙っている。

 なお佳医の上半期の純利益は1億7,500万台湾元(約4億6,000万円)、1株当たり利益(EPS)は1.71元だった。