ニュース 電子 作成日:2011年8月24日_記事番号:T00032102
世界で最も権威があるデザイン賞「iFデザイン賞」の過去3年間の受賞成績による世界ランキングで、▽佳世達科技(Qisda)、10位▽華碩電脳(ASUS)・明基電通(BenQ)、ともに17位──と、台湾から電子メーカー3社が上位20位圏に入った。3社は同一系列に属し、成績を合計すると7位の米デルを上回る。24日付工商時報が伝えた。
こうした中、台湾企業の有能なデザイン担当者は、中国の聯想集団(レノボ)、米ヒューレット・パッカード(HP)、韓国のサムスン電子などに相次いでスカウトされている。中でもQisdaは過去5年間で12人が海外企業に引き抜かれたという。
Qisdaの王千睿・副総経理兼設計長は「最近は市場競争が消費者の生活パターンを重視し、新たなコンセプトの発掘や知的財産権の掌握が重要となる中、ODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーもブランドメーカーもデザイン部門を拡大し、受注獲得に向け守勢から攻勢に転じている」と分析した。
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