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アンドロイド・タブレット不調、台湾業界に「ウィンテル」待望論


ニュース 電子 作成日:2011年8月24日_記事番号:T00032105

アンドロイド・タブレット不調、台湾業界に「ウィンテル」待望論

 台湾のノートパソコンメーカーによると、現在、アンドロイドOS(基本ソフト)搭載のタブレット型PCは、全ブランドによる総販売台数が1,000万台にも届いておらず、アップルの勢いを弱めるには至っていない。こうした中、業界ではPC市場で最もユーザーに親しまれ、多様なアプリケーションのメリットを持つ、ウィンドウズOSとインテルCPU(中央演算処理装置)搭載の「ウィンテル」製品待望論が起きている。ただ、マイクロソフトがタブレット向けに開発している「Windows8(コードネーム)」の発売は来年第4四半期となる見込みで、それまで非アップル陣営にとっては暗い時代が続きそうだ。24日付電子時報が報じた。

 タブレットPC市場は、ソフトウエアからハードウエアまで一貫したソリューションとブランド力を持つアップルのiPadが勢力をなおも拡大しており、華碩電脳(ASUS)、宏碁(エイサー)、サムスン電子、モトローラといったアンドロイド陣営の販売台数が伸び悩んでいる。さらに独自OSを採用するヒューレット・パッカード(HP)に至っては、タブレットPCからの撤退を決めており、業界では「アップルを止められるのはウィンテルだけだ」との声が高まっている。