ニュース 電子 作成日:2011年8月24日_記事番号:T00032106
電子ペーパー世界最大手、元太科技工業(EIH)の劉思誠董事長は23日の業績説明会で、現在の受注および出荷状況に欧米経済の不調による影響は出ていないとの見方を示した。その上で8月の同社売上高は、7月の28億5,000万台湾元から成長し、30億元(約79億円)を突破する可能性があると述べた。9月以降も月を追うごとに売上高が増えると自信を見せ、第3四半期の売上高は四半期ベースで過去最高を更新、粗利益率は30%台を回復するとの予測を披露した。24日付蘋果日報などが伝えた。
同社は今年、45億元の設備投資を予定している。中国・江蘇省揚州市のモジュール工場では生産能力拡充が進んでおり、9月にはフル稼働に達する見込み。セイコーエプソンと超高解像度液晶パネルを共同開発し、工業用やコンシューマー用製品向けに出荷する計画もある。
なお、元太の今年の電子ブックリーダー出荷台数は7月末時点で昨年通年の1,000万台を上回り、通年目標を当初の2,000万〜3,000万台から2,500万〜3,000万台に引き上げた。
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