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作成日：2007年10月18日_記事番号：T00003211
報道の自由、台湾はアジア最高の32位
国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」（本部・パリ）が16日発表した、世界169の国と地域を対象とした今年度の「報道の自由度ランキング」によると、台湾は32位で昨年の43位から順位を11上げ、アジアで最高となった。
首位はアイスランドとノルウェーの両国、10位以内にはエストニア、スロバキア、ベルギー、フィンランドなど欧州の国々が名前を連ねる。アジアでは、日本（37位）、韓国（39位）、香港（61位）、モンゴル（74位）、カンボジア（85位）、インドネシア（100位）、シンガポール（141位）──などとなった。中国は163位、北朝鮮は昨年の最下位から一つ上げて168位、昨年166位だったエリトリアが最下位に転落した。エリトリアは報道内容を理由に、多数の外国人記者を収監しているとされる。
台湾がアジア最高のランキングとなったことについて謝志偉行政院局長は、「華人社会の誇りであり、民進党政権にとっても良い結果だが、これに満足せず引き続き努力したい」と語った。
