ニュース 電子 作成日:2011年8月24日_記事番号:T00032110
発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)の李秉傑董事長は、下半期のLED需要は上半期より悪化すると見通しを示した。需要回復は来年第2四半期と見込んでいる。24日付自由時報などが報じた。
李董事長は、最終製品メーカーが今年10月に用意するよう求めているLEDバックライトモジュールは、来年3月出荷の新機種に搭載されるという観測を示し、年内のバックライト出荷がほぼ終了した状況をうかがわせた。また、景気低迷でLEDバックライト搭載の液晶テレビの浸透率は今年40%にとどまると予測し、バックライトモジュール用が6割を占めるLED需要の見通しが悪いと分析した。一方で、東日本大震災の影響で日本のLED電球浸透率は31%に達し、照明の生産額の6割を占めていると好感を示した。
李董事長とLEDパッケージング(封止)最大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の葉寅夫董事長は23日、台湾はLED生産額で日本に次ぐ2位(世界シェア約2割)を維持してきたが、韓国業界が政府の支援を受け、世界シェアを2009年の14%から今年23%へと拡大して台湾を追い抜く恐れがあると指摘し、台湾政府に補助政策を実施するよう呼び掛けた。
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