ニュース 政治 作成日:2011年8月25日_記事番号:T00032122
民進党の蔡英文主席がこのほど発表した、来年の総統選に向けた同党のマニフェストに当たる「十年政綱」で、馬英九政権が「一つの中国、それぞれの解釈」と主張する、中台間の「1992年の共通認識(92共識)」の存在を否定したことについて、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)は24日、「非現実的で受け入れられない」と反発、台湾政府がこの考えを取るならば協議は不可能で、中台関係は再び不安定な状況に戻ると警告した。25日付中国時報が伝えた。
国台弁は同時に、台湾との関係についての中国側の「希望」として、▽既に始まった話し合いに影響が出ない▽中台関係が後退しない▽中台の住民、特に台湾同胞の利益が損なわれない▽平和的な発展がもたらす成果が無駄にならない——との4点を挙げた。
これに対し民進党の陳其邁スポークスパーソンは「国台弁の論法は過去のものと変わらない。北京当局は民主政治では政権交代が常態であることを認めなければならない」と批判した上で、中国はアジア太平洋の平和と安全のため、大国としての責任を果たすとともに台湾人民の中台関係に対する主流意識を正確に理解するよう求めた。
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