ニュース 医薬 作成日:2011年8月25日_記事番号:T00032131
人工関節の聯合骨科器材(ユナイテッド・オーソペディック)は、2億台湾元(約5億3,000万円)を投じて高雄工場を拡張することを董事会で決めた。精密鋳造とプラズマ表面加工の生産ラインを設ける計画で、年末に着工、来年末に稼働予定だ。25日付工商時報が伝えた。
以前は鍛造や鋳造、後工程の表面プラズマ加工はすべて米国の専門メーカーに任せていた。しかし付加価値を高めるため、2年前に金属工業研究発展中心と提携し、鍛造加工ラインを設置、既に稼動している。今後はさらに精密鋳造なども行うことで一貫生産の実現を目指す。
なお、林延生董事長によると、今年の売上高に占める中国事業の割合は3割を超える見通し。将来、台湾で製造した人工関節が中国で国内企業と同様の扱いを受けるようになれば、商機が拡大すると期待している。また同社は近年、中国以外の海外でも自社ブランド製品による市場開拓を進めている。
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