ニュース 石油・化学 作成日:2011年8月25日_記事番号:T00032132
ナイロン原料のカプロラクタム(CPL)を台湾で唯一生産する中国石油化学開発(CPDC、中石化)が24日に発表した第2四半期の純利益は41億1,400万台湾元(約109億円)で、四半期ベースで過去最高を記録した。化学繊維市場の需要が好調だったこと、および台湾水泥(台湾セメント、台泥)傘下の石化メーカー、信昌化工の持ち株売却利益、17億9,600万元が貢献した。売上高は112億1,100万元、営業利益は18億600万元で、いずれも前期比で1割以上増加した。25日付経済日報が報じた。
同社の第3四半期見通しについて証券会社は、ナイロンチップ工場で8月の受注が既に満杯となり、9月も受注見通しが立っていることから、引き続き成長を見込んでいる。
同社は昨年末より生産能力の拡充計画を進めており、今年末までにアクリロニトリル(AN)を年産19万トンから23万トンに、カプロラクタムは28万トンから40万トンに拡充する。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722